NASはネットワーク接続に対応した記憶装置です。NASとLANルーターをLANケーブルでつなげば、NASに蓄積されたデータは無線LANを通じてパソコンやスマホ、タブレットなどに転送することが可能となります。
そのほかにも、NASはパソコンやスマホのデータのバックアップを取る用途としても活用できます。
NASを導入する場合、HDDの容量や大きさはどの程度のものを選べば良いのでしょうか。そのほか、HDDのインターフェースはどのような種類があるのか、という点についても説明します。
NASに搭載するHDDの容量は?
HDDの容量は1TB(テラバイト)程度のものから10TBを超えるものまでさまざまです。
主にWordやExcelなどテキストデータを保存する場合はHDDの容量が低めでも差し支えはありませんが、画像や動画の保存がメインである場合は3~4TB程度のものを選びましょう。
HDDの容量が大きければ保存できるデータの量が増えるため利便性が高まりますが、大容量のHDDを搭載したNASは価格が高くなります。保存する容量とNAS本体の価格を考慮しながら、適切なタイプのNASを選びましょう。
NASに搭載するHDDの大きさは?
NASはHDDが内蔵されているタイプのほかにも、HDDが内蔵されておらずユーザー自身で取り付けしなければならないものもあります。
NASに取り付けるHDDのサイズは一般的には3.5インチです。このサイズのHDDはサーバーやデスクトップ型のパソコンなどで広く利用されており、同様にNASでも使われています。
なお、NASの機種によってはHDDのサイズが2.5インチのものもあります。一例として、6ベイや8ベイのNASのように多くのHDDを収納できるタイプがあげられます。
これらのHDDは、ベイ数の増加にともなってNAS本体の大型化を防ぐために、3.5インチよりも小さいサイズのHDDが使われることがあります。
HDDのインターフェースの種類
HDDのインターフェースは、大きく分けると「SCSI系」と「ATA系」となります。
なお、HDDのインターフェースとは、HDDがデータを伝達・制御するための規格を指します。
SCSI系はATA系と比べると転送速度が速く、複数のデバイスに接続できることに加え、信頼性の高さがメリットです。そのため、サーバー用として広く利用されています。反面、コストの高さはデメリットとなります。
ATA系はSCSI系と比べると転送速度が遅く、接続できるデバイスの数は少ないですが、低コストである点はメリットとなります。
ATA系はSCSI系と比べると性質が異なりますが、低コストである利点を活かし、パソコン向けに開発が進められた経緯があります。パソコンが普及した背景としては、ATA系のインターフェースの存在があるといえます。
まとめ
NASに搭載されるHDDの種類にはさまざまなものがあります。具体的には容量や大きさ、インターフェースの種類となります。
NASに搭載するHDDを選ぶ基準は、保存容量を重視するか、転送速度が速いものにするか、あるいは価格を考慮するかによって異なります。
選び方の一例としては、多少価格が高くても保存容量や転送速度が速いものを選ぶことや、予算が決められているため、価格を抑えつつ十分な保存容量のものを選ぶ、という方法があります。
NASの利用状況に応じて、適切なHDDを選んでみましょう。
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