QNAP NASは、単なるデータの保存場所としてだけではなく、豊富なアプリケーションを活用してさらに利便性を高められます。
QNAP NASにアクセスするデバイスにこれらのアプリケーションを導入すると、QNAP NASは多方面の業務に活用できる強力なプラットフォームとなるでしょう。
この記事では、QNAP NASを活用する際に使えるおすすめのアプリについて、特徴や利便性を解説します。
どのアプリが自社にとって必要かを見極め、NASをより快適に使いこなしましょう。
QNAP NASのおすすめアプリ
ここからは、QNAP NASを活用する際のおすすめアプリについて解説します。
・Qfile Pro
・QNAP Authenticator
・Qmanager
・Qsync Pro
・Qfinder Pro
・Qsirch
・KoiMeeter
それぞれ具体的に見ていきましょう。
Qfile Pro
Qfile Proは、NASに保存されたファイルにスマートフォンやタブレットからアクセスできるアプリです。
Qfile Proを活用すると外出先でも手元のデバイスからNASにアクセスし、ファイルのアップロードやダウンロード、共有ができます。
自社に設置しているNASと、現場で業務を行う担当者との間でのデータ共有ができ、現場で撮影した写真や動画などをリアルタイムに共有できます。
Qfile Proはシンプルで直感的なインターフェースを採用しているため、ITに詳しくない人でもスムーズに操作でき、NAS利用のハードルを下げてくれるでしょう。
【リンク】ID23:QNAP編スマホの写真をNASにバックアップする方法・おすすめツールを解説
QNAP Authenticator
QNAP Authenticatorは、NASへの不正アクセスを防止するための二段階認証アプリです。
二段階認証については、以下の記事をご参照ください。
NASのセキュリティ向上に欠かせない2段階認証とは?あらゆるIT環境に対してセキュリティ強化が求められる現代では、通常のID・パスワード認証に加えてスマートフォンで生成される認証コードを入力することで、セキュリティをさらに強化できます。
QNAP Authenticatorは導入方法もシンプルで、アプリのセットアップが完了すれば、NASのログイン時にコード入力を求める設定ができます。
つまり、QNAP Authenticatorで登録済みのユーザーしかQNAP NASにアクセスできなくなるということです。
セキュリティを重視するユーザーにとって、手軽に二段階認証を導入できる点は非常に心強いでしょう。
Qmanager
Qmanagerは、NASのシステム管理や状態監視をリモートで行えるアプリです。
NASの電源が入っていれば、外出先からでもシステムの稼働状況やストレージ容量を確認できるほか、ファイル共有やサービスの停止・再開といった基本操作も行えます。
さらに、NASからのアラートやエラーメッセージをプッシュ通知で受け取ることができるため、トラブル発生時に素早く対処できるのも利便性の高いポイントです。
NASを頻繁に活用するユーザーや、運用管理を行う担当者にとって、手放せないツールとなるでしょう。
Qsync Pro
Qsync Proは、NASと複数デバイス間でのファイル同期を可能にするアプリです。
クラウドストレージのようにリアルタイムでQNAP NASのデータが更新されることが特徴です。
特に、複数のパソコンやスマートフォン・タブレットを併用している場合や、家族間で写真やドキュメントを共有したいときに便利です。
法人などでQNAP NASを運用し、各担当者がタブレット・スマートフォンなどからNASに保存されたファイル・データを活用する場合などに利便性が高いでしょう。
【リンク】ID39:【マニュアル】Qsyncの説明、HBS3との違いや用途分け、Qsyncを使った同期方法
Qfinder Pro
Qfinder Proは、ネットワーク内にあるQNAP NASを自動的に検出し、初期設定や管理を簡単に行えるアプリです。
NASを導入した際に手間がかかる設定やネットワーク接続が、Qfinder Proを使えばスムーズに完了します。
特にNAS初心者にとっては、視覚的にわかりやすいセットアップガイドが提供されている点がメリットといえるでしょう。
【リンク】ID9:NASへのOSインストールについて(QNAP Qfinder Proの使用方法)
Qsirch
Qsirchは、NAS内に保存された膨大なデータから、目的のファイルを高速に検索できるアプリです。
ファイル名だけでなく、コンテンツやメタデータなど様々な情報に基づいて検索が行えるため、目的のファイルを効率的に見つけ出すことができます。
例えば、保存した写真や動画、ドキュメントが大量にある場合でも、キーワードや日付、ファイルタイプなどを指定して瞬時に目的のファイルを特定できます。
【リンク】ID5:Qsirchの活用方法について(電帳法対応も踏まえて)
KoiMeeter
KoiMeeterは、QNAP NASを活用してビデオ会議やプレゼンテーションを行えるアプリです。
現代のビジネスシーンや教育現場においては、ビデオ会議は重要度を増しています。
KoiMeeterは遠隔地とのコミュニケーションを効率化するツールとして活用できるでしょう。
高品質なビデオ通話やリアルタイムでの画面共有が可能で、会議や打ち合わせの効率を大幅に向上させることができます。
また、会議内容を録画・保存する機能も搭載されており、議事録代わりに活用できます。
QNAP NASのアプリを活用する際の注意点
ここからは、QNAP NASのアプリやQNAP NASへアクセスするアプリを活用する際の注意点について解説します。
・App Centerからアプリをインストールする
・使用するデバイスにアプリをインストールする
・ライセンスを確認する
それぞれ具体的に見ていきましょう。
App Centerからアプリをインストールする
QNAP NASで稼働させるアプリは、QNAP NASのOSであるQTS専用のApp Centerからインストールします。
App Centerでは公式に提供されている信頼性の高いアプリのみが配信されています。
ただし、必要以上に多くのアプリをインストールすると、システムリソースが圧迫され、NASのパフォーマンスが低下する可能性があるため注意が必要です。
使用目的に応じて必要なアプリのみを選び、NASの運用を最適化しましょう。
使用するデバイスにアプリをインストールする
QNAP NASにモバイルデバイスなどからアクセスする場合には、モバイルデバイスにアプリをインストールする必要があります。
現代のビジネス環境で利用されるモバイルデバイスはiOSやAndroidなどのOSを搭載したものが主流です。
使用しているデバイスのOSに合わせ、iOSの場合はApp Store、Androidの場合はPlayストアから目的のアプリをインストールして活用しましょう。
ライセンスを確認する
QNAPのアプリには、無料で利用できるものと有料ライセンスが必要なものがあります。
特に高度な機能を提供するアプリではライセンス料金が発生する場合があるため、事前にライセンス条件を確認しましょう。
特にビジネスや教育機関で活用する際は、ライセンス費用を考慮しながら導入計画を立てるとよいでしょう。
まとめ
この記事では、QNAP NASで便利に活用できるアプリについて解説しました。
NASは一般的にはデータの保存場所として活用されますが、QNAP NASは多様なアプリをインストールすると単なるデータ保存場所以上の活用ができます。
ユーザーがそれぞれのNASの用途に合わせ、必要なアプリをインストールして活用すれば、QNAP NASはビジネスを加速させる強い味方となってくれるでしょう。