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2026年10月29日(木)
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NASの動作はLANケーブルでも変わる?選び方と配線方法

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NASの動作はLANケーブルでも変わる?選び方と配線方法

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LANケーブル
容量の大きなNASを導入したけれど、速度があまり出ていないと感じる場合は、LANケーブルの規格が適切でない可能性があります。

有線LANは文字通りケーブルでネットワークをつなぐ方法で、安定した通信環境には必要とされる存在ですが、ケーブルならどれも同じということではありません。本記事では、LANケーブルの種類や速度との関係、NASにおすすめのケーブルなどについて紹介します。

LANケーブルの種類
LANケーブルには様々な種類があります。チェックしておきたい項目をあげてみましょう。

ケーブルの構造

LANケーブル内部の銅線は、「単線」と「より線」の2種類があります。単線は内部が太くて固い1本の線でできており、10メートル以上の長さが必要な環境で使用されるのが一般的です。

より線は、内部が細い7本の線で構成されており、柔らかく扱いやすいため小回りの利く狭い場所での設置に向いています。

ケーブルの形状

ケーブルには「スタンダードタイプ」「極細タイプ」「フラットタイプ」「巻き取りタイプ」などがあります。

スタンダードタイプとは一般的に使用されているケーブルで、太く固く、断面が丸くなっています。伝送スピードや安定性に優れており、ノイズの影響も受けにくい特徴があります。

極細タイプは、細く柔らかいため壁や柱に沿って配線しやすい仕様です。フラットタイプはケーブルが平たくなっているもの、巻き取りタイプは使用しないときに巻き取って収納できるものです。

これらは使用環境によって選ばれるものですが、スタンダードに比べると強度が落ちるので取り扱いに注意しましょう。

ケーブルのカテゴリ

LANケーブルには規格があり、カテゴリ(CAT)に分類されます。CAT5・CAT5e・CAT6・CAT6A・CAT7・CAT7A・CAT8などがあり、数字が大きくなるほど速度が速く、ノイズの影響も低減されます。

「ノイズ」とは主に蛍光灯、換気扇、大型空調など家電製品のケーブルから発生するノイズがあげられ、LANケーブルが拾うことで通信速度が低下する原因になるものです。

カテゴリは、ケーブル上に記載されているのですぐに確認できます。

NASにおすすめのLANケーブル
近年は無線LANが主流になりつつあり、NASも無線LAN経由でのアクセスが可能になっていますが、実行速度は有線に比べて3分の1程度と言われており、通信速度や安定性を考慮すると有線LANが確実です。

そこでLANケーブルを選ぶ際は、使用する端末のスペックや環境に合わせて購入する必要がありますが、ネットワーク通信をするためのLAN端子の規格によってケーブルのカテゴリが定められています。

通常使われるPCや家庭用NASの場合、LANポートの規格(イーサネット規格)は1000BASE-Tで、通信速度の目安は1Gbps、伝送帯域幅(データを送受信できる量)は62.5MHzです。これに対応するケーブルはCAT5です。

CAT6なら5GBASE-Tで通信速度が1Gbps、伝送帯域幅は250MHzとなります。CAT6は汎用性が高く、パソコンを数台接続したり、映像コンテンツを視聴したりするには十分な性能です。

さらに通信環境を快適にするためには、10GBASE-Tで通信速度10Gbps、伝送帯域幅400MHzの製品に対しCAT6A・CAT7などが使用されます。NASやファイルサーバーなどの中には、25GBASE-Tで10Gbpsに対応する製品もあり、その場合のケーブルはCAT8になります。

カテゴリは上位になるほど通信速度が速くなりノイズも低減されますが、ケーブルは固くて太くなるため扱いにくくなる可能性があるので使用環境にも注意しましょう。

通信速度の速さが変わる?
LANケーブルは、対応する規格に合わせて選ばないと速度低下の原因になる可能性があります。

たとえば、25GBASE-Tで10Gbps、1,000MHzに対応するNASのケーブルはCAT8になりますが、CAT6のケーブルを使用すると通信速度が1Gbps、伝送帯域幅は250MHzとなり、それ以上の性能は発揮できません。

ケーブルのカテゴリが適切でなくても機能することはできますが、ある程度距離が離れてしまうとエラーが発生したり、速度が低下したりする可能性が高くなるため業務効率にも影響が出てしまいます。

高速通信対応のNASを購入しても、ケーブルが足を引っ張る形となってしまうので、NASを導入する際にケーブルも合わせて検討しましょう。

まとめ
ケーブルやルーターなどの規格は盲点となりやすいため、NASのパフォーマンスが悪いと感じるときは、NAS本体だけでなく周辺機器、モジュールにも気を配るように心がけましょう。

また、ケーブルを長く折り曲げた状態を続けていると、内部で断線することもあり通信速度が低下する可能性もあります。折り曲げる、踏む、家具や機材に押しつぶされるなどの状態にならないようにしてください。

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